パスポート取得方法
パスポートは、基本的に住民登録をしている都道府県内の旅券事務所やパスポートセンターの窓口で申請と受領の手続きをすることとなります。
一般の旅行者が取得するパスポートは「一般旅券」といわれるものです。
こちらは、５年有効のものと１０年有効のものの２種類があります。
有効期間中は、何度でも利用することができます。
ただし、２０歳未満の場合、十年有効のパスポートは発行することができませんので５年有効のパスポートのみの発行になります。
① 必要な書類を揃える
必要な書類は、
１．一般旅券発給申請書 １通
こちらの申請書は、都道府県の旅券事務所やパスポートセンターで入手することができます。
申請書には、５年間有効のパスポート申請用と１０年間有効のパスポート申請用の２種類に分けられています。
ただし、２０歳未満の場合、５年間有効のパスポートしか発行することができません。
２．戸籍謄本もしくは戸籍抄本 １通
申請日前６か月以内に作成されたもの
３．住民票の写し １通
本籍の記載が必要です。 申請日前６か月以内に作成されたもの
４．写真 １葉
縦４５ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしで、無背景（薄い色）の写真。
申請日前6ヶ月以内に撮影されたもの。
申請書に記載されている規格を満たしたもの（無帽で正面を向いたもので、頭頂からあごまでが34±2mm）
写真の裏に名前を記入してください。また、記入の際は表面にインクがにじまないように、また凸凹が出ないよう注意して下さい。
５．郵便はがき（日本郵政公社が発行する通常はがき） 1枚
未使用のもの。宛先として住民票に記載されているとおりに申請者の住所、氏名を記入して下さい
６. 申請者本人に間違いないことを確認できる書類
運転免許証や船員手帳、写真付き住基カードなどであれば１つ、それ以外であれば２つ提示を求められる場合があります。
② 申請書類の提出
パスポート申請に必要な書類がそろったら、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請して下さい。
申請から受領までに、通常1週間程度（土・日・休日を除く）かかります。
申請に出向く時間がないような場合には、旅行代理店に代行申請してもらうことも可能です。その場合、以下のことに気を付けましょう。
申請書の代理提出について
・申請者が配偶者、二親等以内の親族、その代理人に依頼して申請書を提出する場合においても、申請書に申請者本人が記入しなければならない事項がありますので、本人記入の上、パスポート申請に必要な書類とともに各都道府県の旅券申請窓口に提出して申請を行って下さい。
・代理人についても、本人確認書類が必要となりますので、持参してください。
・代理人による提出が認められない場合もあります。詳しくは各都道府県旅券窓口にご相談下さい。
また、代理人による申請書提出を行った際、都道府県旅券申請窓口において、申請者本人による確認を求められる場合には、申請者本人が窓口に出向くようにして下さい。
未成年の方が申請する際にも注意が必要になります。
＊未成年者（20歳未満の未婚者）が申請する場合
・申請書裏面の「法定代理人署名」欄に親権者（父母又はそのいずれか一方）又は後見人が必ず署名して下さい。
・親権者又は後見人が遠隔地に在住し、申請書に署名ができない場合には、親権者本人又は後見人の署名のある同意書を提出して下さい。
・その他親権者又は後見人の署名を得ることができない事情がある場合には、都道府県旅券事務所にご相談下さい。
③ 受領
パスポートを受け取る時には以下のものを持って、本人が必ず交付（申請）窓口に行かなければなりません。
１．日時・窓口を記載した受領指示ハガキ
（申請した後、数日で自宅に届いたハガキ）
２．申請の時に渡された受理票（受領証）
３．手数料（必要額の収入証紙及び収入印紙）
１０年有効（２０歳以上）
（都道府県収入証紙２０００円＋収入印紙１４０００円→計１６０００円）
５年有効（１２歳以上）
（都道府県収入証紙２０００円＋収入印紙９０００円→計１１０００円）
５年有効（１２歳未満）
（都道府県収入証紙２０００円＋収入印紙４０００円→計６０００円）
＊１２歳未満の方の場合発給手数料が減額されます。